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	<title>患者の心得 | 良い歯医者どっと混む</title>
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	<description>良心的な歯科クリニックがきっとみつかる</description>
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		<title>良い歯医者は、やり直しをいとわない</title>
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		<dc:creator><![CDATA[良い歯医者選定委員会]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 16 Feb 2021 20:05:38 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[良い歯医者の条件]]></category>
		<category><![CDATA[患者の心得]]></category>
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<p class="wp-block-paragraph">カーステレオからカセットテープの挿入口が駆逐されて久しいですが、このたび車を購入するにあたり、ドライブ中に楽しむ音楽はすべて、スマホに蓄えられた音楽配信データを使用することになりました。カセットはもちろん、エアチェック、ＭＤ、ＣＤチェンジャーという言葉はもはや死後と化し、アナログレコードでハイファイオーディオ（これも死語！）の入門を果たした世代としましては、なんとも複雑な気分であるわけです。ま、使ってみれば、とっても便利なんだけどね。&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph">とは申しましても、わたくし、そこそこ忙しいのでスマホに楽曲をダウンロードする時間すら惜しみ、ドライブ中に聴くのはもっばらＦＭラジオであることが多いんです。特に土日の午後なんか最高！　福山雅治さんや山下達郎さん、ユーミンといった有名どころがＭＣをつとめる番組が目白押しで、気がつけばネットでＦＭが聴けるアプリをスマホにインストールしておりましたよ。&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph">ところで山下達郎さんですが、わたしは彼のファンではありません。彼のヒット曲くらいは歌える、というていど。なのに彼の番組を聴くようになってからというもの、いつの間にか山下達郎という固有名詞に鋭く反応し、耳目を向けるようになっておりました。そのなかでとりわけ記憶しているのが、とあるライブでのエピソード。当時スマッシュヒットを飛ばしていた『ラブランド・アイランド』が演奏され、会場をおおう熱気は最高潮に達しようというとき、達郎さんは突然、「あ～ゴメン、ゴメン、間違えた！」と言って演奏を中断。面食らったのはスタッフ、観客、つまり達郎さん以外の全員。だれひとりとして、どこをどう間違えたのかわからずにポカーン｡そして何事もなかったようにテイク２を歌い終えたとさ。一生かかっても聴ききれないＣＤを所有しているほどの音楽ツウらしいエピソードなんだろうけど、誰も気にも留めないミスを糊塗したまま演奏を続けるのは、彼の人並みならぬプロ意識がそれを許さなかったのでしょう。この“やり直しをするレベル”をどこに設定するかは、ミュージシャンにしろ、われわれ医療人にしろ悩ましい問題ではあります。&nbsp;</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-2" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-2">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">歯医者がやりなおしを決意する条件&nbsp;</a><ol><li><a href="#toc2" tabindex="0">①及第点に達していれば、やり直しをしない。&nbsp;</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">②プロとして、自分の仕事に納得できなければ、やり直しをする。&nbsp;</a></li></ol></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">やり直しをためらう条件&nbsp;</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">歯医者がやりなおしを決意する条件&nbsp;</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">やり直しを決断する姿勢には、ざっくり分けて次のふた通りの考え方があると思います。&nbsp;</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc2">①及第点に達していれば、やり直しをしない。&nbsp;</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば金属の詰め物を入れようとするとき、入るには入るけどゆるゆるだが強力な接着剤を使えばしばらくもちそう、とか、歯との境目にちょっぴり不適合があるけど、端っこを削ったり足したりすれば段差はなくなる、みたいな状況でしょうか。もしそうだったとしても、患者さんにはわからないでしょうね。６０点主義とでも申しましょうか、満点に足りない４０点の部分は、未必の故意と言えるかもしれません。&nbsp;</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc3">②プロとして、自分の仕事に納得できなければ、やり直しをする。&nbsp;</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">この場合、たとえ患者にわからないレベルであってもやり直しをするわけですから、歯科医師としての良心が問われることになります。かぎりなく満点に近づけようとする姿勢であるわけで、山下達郎さんの場合はこれなんでしょうね。&nbsp;</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">やり直しをためらう条件&nbsp;</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">もちろん、やり直しにはコストがかかります。技工料金がその最たるもの。やり直しを技工士さんにお願いすると、最低でも正規料金の７割ほどの手間賃を要求されます。ですから保険で銀の詰め物をしてやり直ししたら、まったくペイしないどころか赤字は確実。ちなみに保険の入れ歯は、やり直さなくたってハナから赤字だ。&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph">時間的なコストも痛いですな。もう一度来てもらうことになるわけで、そのために予約時間を確保せねばならない→他の患者を診れない→売り上げが減少。それでも良心的な歯医者は、涙を呑んでやり直しをするのです。&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして無視できないのが心理的コスト。患者に無駄足を踏ませてしまううしろめたさから、多少のことには目をつぶる先生も恐らくいることでしょう。忙しい患者、口うるさい患者、できるだけ早くいなくなってほしい嫌な患者、いろいろいるわけですから。だけどね、やり直すことを告げられたとき、「大丈夫かよ、この歯医者」ではなく、「少しでもいいものを入れてくれようとしているんだ」と思ってほしいんです、少なくともわたくしめの場合は。不都合のあるものを無理やり入れるより、潔くやり直したほうが、ずっと胸を張っていられますからね。&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph">論語に『過ちては改むるに憚ること勿れ』という名言があり、不肖わたくし、座右の銘のひとつにしております。悪い歯医者は、やり直しをしないどころか、失敗すら認めようとしないんじゃないのかな。不祥事が発覚した○○委員会とかが、記者会見なんかで、当方に誤りはなかったと開き直るみたいに。あ～みっともない。&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph">負けや失敗を認めるのは正直辛い。だけど、失敗に顔を背けているより、ずっと清々しい態度だとは思いますよ。なにより失敗をリカバリーできたあかつきには、プロとしての自信が回復できると同時に、精神衛生にすこぶるよろしいのでありますから。&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://yoishika.org/citationreprint"><span class="bold-blue"><span class="fz-28px">この記事の引用転載について</span></span></a></p>
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		<title>良い歯医者は、予約制で仕事をする</title>
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		<dc:creator><![CDATA[良い歯医者選定委員会]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 17 Feb 2021 00:54:48 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[良い歯医者の条件]]></category>
		<category><![CDATA[患者の心得]]></category>
		<category><![CDATA[歯医者の予約]]></category>
		<category><![CDATA[飛び込み患者]]></category>
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					<description><![CDATA[目次 お客様はアリかもしれないが、患者“様”はないわ～痛みを訴える患者が、必ずしも急患ではない お客様はアリかもしれないが、患者“様”はないわ～ 歯医者は人間を直接的に扱う職業ですから、客商売にほかなりません。ホンネの部 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph"></p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-4" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-4">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">お客様はアリかもしれないが、患者“様”はないわ～</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">痛みを訴える患者が、必ずしも急患ではない</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">お客様はアリかもしれないが、患者“様”はないわ～</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">歯医者は人間を直接的に扱う職業ですから、客商売にほかなりません。ホンネの部分では、自分の仕事を商売とは呼びたくはないし、ましてや患者を客扱いしたくもない。もっと崇高な言い方をすれば、歯医者を含めた医療は人助けであり、患者さんたちは迷える小羊というわけ。だけど昨今の風潮はそうなっていないし、世間様もわれわれを商売だと思っている（実際そうなんだけど）し、自分らを“お客様”あつかいしてほしいと思っているフシがございます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">すべての患者がそうだとは申しませんけど、中には勘違いが甚だしい方も時にはお見えになる。モンスターペイシェントとまではいかないまでも、そこそこトンデモ患者が飛び込んでくるケースは多いですよ。わたしは患者を“様”づけでなんて呼ばないのだけれど、自分は患者様でござい、丁重にお迎えしやがれコラッ！みたいな感覚の人が多いのはどうしてなんでしょうねえ？　特に盆暮れなんかにゃ、痛いからと言って飛び込んでくる患者も少なくありませんわね。それも、かかりつけの患者さんならいざ知らず、ほぼヒャクパー初見の人。歯医者ならどこでもいいという感覚の持ち主ですな。正直、ゾッとします。痛みが出るまでに、なんらかの不都合はあったはず。それを年末のどん詰まりになるまで放置したんですよねきっと。そんな健康管理を怠った責任を丸投げされるんですから、こっちもたまったもんじゃあない。しかも短時間で痛みを取ることを期待している。思わず「無理っ、帰ってくれっ！」と叫びたくなる。だけど、医療には『応召の義務』ってのがありましてね、どんな患者でも正当な事由無しに診察をことわってはいけないことになっておるんです。そんなわけで、一応は拝見すると伝えする。だけど予約の患者が優先だと告げると、</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">痛みを訴える患者が、必ずしも急患ではない</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">「痛がっている患者が優先なんじゃねえのかよ？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">とのたまう。こっちも慣れたもんで、あんたがもし予約患者だったら、痛いと言って飛び込んできた奴を先に診ていいのかい？　そう告げると、約半数が捨てぜりふを残して去り、残りの半数が渋々引き下がる。が、その半数も１０分も経たないうちに、受付から仏頂面を突き出して、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「いつまで待たせんだ」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と来たもんだ。バカヤロ、こちとら、てめぇを診るための時間を作るべく、せっせと予約をこなしてんだよぉ。だけど治療レベルを落とすわけにはいかないから、時間の余裕は定期預金の利息みたいにしかたまっていかない。ですからウチの場合、飛び込みの患者を数時間待たせるなんてザラですわね。この時点でさらに半数が脱落。それでもなんとか時間をこしらえて、飛び込み患者を招き入れる。レントゲンを撮って、口の中を診察（法的義務です）していると、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「そんなのはいいから、さっさと痛いところをなんとかしろよ。俺、このあと、仕事場の大掃除しなきゃなんだぜ！」</p>



<p class="wp-block-paragraph">知ったこっちゃねえよ、と胸の内に叫びつつ、そこはグッと堪える。こんな御仁は一秒でも早く帰ってもらいたいからだ。なんかと応急処置をして治療を終える。痛い飛び込み患者は、かなりの確率で重症であることが多いのですが、後日、継続的な治療が必要であることを説明しても、彼らとは二度とまみえることは無い、そんなもんです（合掌）。 ひとたび治療してしまえば、患者がどんなに不届き者であっても責任が生ずる……。いやー、考えただけでも憂鬱になります。歯医者での治療のほとんどが、ちいさな手術と同じなんですよ。だから時間的にも体力的にも余裕ってもんが必要。機械のように部品を取り替えりゃあなんとかなるものでもなし、某アニメの名台詞「慌てず急いで正確にな！」の３要件を共存させることなど、予約外で飛び込んできた患者には難しいこと、ここに断言しておきます（つづく）</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://yoishika.org/citationreprint"><span class="bold-blue"><span class="fz-28px">この記事の引用転載について</span></span></a></p>
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