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	<title>ステルスマーケティング | 良い歯医者どっと混む</title>
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	<description>良心的な歯科クリニックがきっとみつかる</description>
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		<title>「名医本」に紹介されているのは本物の良医か</title>
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		<dc:creator><![CDATA[良い歯医者選定委員会]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 17 Feb 2021 01:22:31 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[良い歯医者の見つけ方]]></category>
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					<description><![CDATA[ここ数年、『日本の名医１００人』みたいなタイトルの本を書店で見かけるようになりました。いわゆる名医本ってやつです。大手の出版社が上梓した名医本は、でかでかと新聞広告が打たれるから、書店に足を運ぶ習慣のない方でも一度くらい [&#8230;]]]></description>
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<p class="wp-block-paragraph">ここ数年、『日本の名医１００人』みたいなタイトルの本を書店で見かけるようになりました。いわゆる名医本ってやつです。大手の出版社が上梓した名医本は、でかでかと新聞広告が打たれるから、書店に足を運ぶ習慣のない方でも一度くらいはタイトルを目にしたことはあるでしょう。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-2" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-2">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">日々量産される「名医〇〇人」と題したムック本</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">名医本の情報源はなにか</a></li></ol>
    </div>
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<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">日々量産される「名医〇〇人」と題したムック本</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">わたしも、そこそこ健康を気にする年頃になりましたので、期待と興味を持ちつつトップからページをめくるわけです（決して歯科のページからではない）。すると、大学病院や地域の中核病院が名を連ねていることがわかりますが­­……正直、がっかりでした。そんなんだったら、なにも名医本を買う必要なんてない。最寄りの拠点病院に行きゃあいいだけのこと。どうして、こんな陳腐な記事になったのか私なりに考えて見ましたが、巻末にそのヒントが載せられていました。そこには厚労省が開示している手術の成功率とか、特定の疾患に対する認定医であるかどうかのデータが病院ごとに載せられていて、どうやらこれを元にランキングを決めているフシがありました。つまり“誰かのお墨付きがあれば名医”という判断らしく、これでは他人がこしらえた弁当を温め直して提供するようなもの。医療には門外漢の編集者が、ロクに取材もしないでサクッと決めたのではないかと疑ってしまいます。巻末の数字データにしたって、どこまでどうだか。仮に手術成功率１００％という病院と７０％という病院があったとしましょう。どちらへ行くかと問われたら、わたしは迷わず後者を選びます。何故かって？　成功率７０％ということは、３０％の不成功を真摯に受け止め、それを敢えて公表している病院ですから公明正大で信じられそうな気がします。と同時に、まだまだ上を目指して頑張るというアグレッシブな心意気も感じますしね。だいたいが成功率１００％なんて、ありえませんって。症例には難易度がつきまといますし、まとも医療人であればあるほど、ヒューマンエラーをゼロにすることはできない事を承知しているはず。そこんところ認識し、しっかり対処している病院ほど名医にふさわしいと思うのです。逆に成功率が限りなく満点に近い病院には、なんとなく欺瞞を感じてしまいます。失敗例を隠してんじゃないのかってね。大学や専門学校が喧伝する、国家試験合格率○○％に近いものがありますよ。試験に受かりそうもない奴はハナから卒業させないとかね、あんなもの、データの取り方でどうにだってなりますから。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">名医本の情報源はなにか</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">さて、歯科のページですが、これがまた不可解なんです。医科と同様、掲載されているのは、ほとんどが大学病院の歯科。データもありましたが、学会の認定医の名簿ばっか。やはり歯科のことをご存じない方が編集しているようです。ま、これはよしとして（？）、問題なのはそのあとに続くＰＲのページ。これがまた、後半ページのほとんどを歯科医院のＰＲが占めているんです。医科はあっても美容外科がちょこっと。しかもインプラント、矯正、ホワイトニングのような自費中心の先生ばかりが目立つ。こうなってはもはや名医本ではなく、完全なる歯科のＰＲ冊子ですな。あれほど立派な装丁のムック本が、わずか７～８００円で売られている理由を考えていただきたい。 とは言っても、価格がついている商品であるわけだから、毎年、同じ内容を掲載していては売れるはずも無く、昨年度版と今年度版では内容を変えなくてはいけない。つまり年を重ねれば重ねるほど、日本の名医は１００人×名医本の数だけ積み上がっていき、しまいには全国どこでも名医だらけになるわけである。まことにめでたいこと……ではなく、これこそまさにステルスマーケッティングの真骨頂。わたしもかつて、大手の新聞社（の子会社）から、ゼニを払えばＰＲ記事を載せてあげるよとのお誘いを受けたけど、放っておいた。だって、あんな薄っぺらな情報を元にやってくるリテラシーの低い一見さんを診るより、自分をホームドクターとして信じて定期健診に応じてくれる患者さんのためにこそ時間を費やしたいですから</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://yoishika.org/citationreprint"><span class="bold-blue"><span class="fz-28px">この記事の引用転載について</span></span></a></p>
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		<title>患者は歯医者よりテレビの言葉を信じる</title>
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		<dc:creator><![CDATA[良い歯医者選定委員会]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 21 Feb 2021 07:39:29 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[良い歯医者の条件]]></category>
		<category><![CDATA[インフルエンサー]]></category>
		<category><![CDATA[ステルスマーケティング]]></category>
		<category><![CDATA[テレビの情報]]></category>
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					<description><![CDATA[どうもテレビというやつは、本質的なところが上手く伝わらないメディアのようです。数年前、わたくしの診療所では、ヌルヌルの見るからに汚い入れ歯を持参してくる方が多かったので、どうして入れ歯を磨かないのか、お尋ねしたことがあり [&#8230;]]]></description>
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<p class="wp-block-paragraph">どうもテレビというやつは、本質的なところが上手く伝わらないメディアのようです。数年前、わたくしの診療所では、ヌルヌルの見るからに汚い入れ歯を持参してくる方が多かったので、どうして入れ歯を磨かないのか、お尋ねしたことがあります。その返答が「え？ だって、入れ歯に歯ブラシをかけると傷だらけになるんでしょ？ 」と、半ばお怒り気味にお答えになられる方も少なくなかった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">どうやら某入れ歯洗浄剤のＣＭが原因のようでした。同ＣＭでは、“入れ歯に歯磨き粉をつけて歯ブラシで磨くと傷がつく”と言っていましたが、それを多くの入れ歯ユーザーさんが“歯磨き粉をつけて”のところを飛ばして“入れ歯を歯ブラシで磨くと”と勘違いしたことが原因。だから製薬会社（ＣＭ製作会社、更にはコピーライター）に罪はないのかもしれないけれど、入れ歯に歯ブラシをするかわりに毎日のように○○デントに入れ歯をポチャンしなきゃというイメージを植えつけ、少なからず売り上げを伸ばしたはずなのだから、確信犯的なうまい商売（ＣＭ）である、とわたしはみています。まあね、人間誰しも、少しでも楽をしたいのが本音でしょうから。</p>



<p class="wp-block-paragraph">歯磨き粉とは、乱暴に言えば合成洗剤に研磨剤を入れたものだと思えばよいのです。「え！　そんなもので歯を磨いていたの？」と眉をひそめる方も多いかと思うけど、よくよく考えてみれば、皿や茶碗には合成洗剤をつけて洗ったほうがよりきれいになるわけでしょ？　だから箸やスプーンと同じように口の中で使う入れ歯だって、食器洗い用の洗剤で磨けばいいことになる。逆に、歯ブラシをかけずにただ洗浄剤にポチャンするだけでは、絶対にキレイにはならない。たしかに99％除菌とうたっているけれど、バイ菌の温床になっているヌメリはほぼとれないと思っていい。たとえほぼ無菌だったとしても、そんなヌメっとした入れ歯を口に入れたならどんなことになるか、もうおわかりだと思う。なにせ口から肛門に至るまでの経路から、細菌をゼロにすることは不可能なのだから。</p>



<p class="wp-block-paragraph">無論、入れ歯洗浄剤を使わなくていいと言っているのではありません。ただポチャンするだけでは、まるで洗濯機に洗剤を入れてスイッチを押していないのと同然だということをお忘れなく。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ところで例の洗浄剤のCM、同じような指摘があったのかはわかりませんが、最近では入れ歯に傷がつくとは言わなくなり、除菌と臭い取りの効果を前面に打ち出すようになりました。たしかに入れ歯特有の臭いの原因は、バイ菌が作り出しているわけですから、この点では効果てきめんでしょうね。だけどテレビＣＭに限らず、たけしさん、みのさん、志の輔さんあたりがもっともらしく解説する方が、わたしなんかが言うより患者さんの心に響くというのはなんとも寂しいかぎり……ま、これは仕方ないか。</p>
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