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	<title>良い歯医者どっと混む</title>
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	<description>良心的な歯科クリニックがきっとみつかる</description>
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	<title>良い歯医者どっと混む</title>
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		<title>イケメン、美人歯科医は要注意?</title>
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		<dc:creator><![CDATA[良い歯医者選定委員会]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 16 Feb 2021 08:59:49 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[良い歯医者の条件]]></category>
		<category><![CDATA[やらせクチコミ]]></category>
		<category><![CDATA[名医本]]></category>
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					<description><![CDATA[看板にウソ偽りを書いてはいけない どうして先生は、看板に『痛くない』とか、『○○治療なら当診療所にお任せ！』なんて書かないの？」 　と、定期健診にいらした男性患者に真顔で尋ねられたことがあります。彼が言うには、看板に電話 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h2 class="wp-block-heading"><strong>看板にウソ偽りを書いてはいけない</strong></h2>



<p class="wp-block-paragraph">どうして先生は、看板に『痛くない』とか、『○○治療なら当診療所にお任せ！』なんて書かないの？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">　と、定期健診にいらした男性患者に真顔で尋ねられたことがあります。彼が言うには、看板に電話番号と診療科目、受付時間だけでは勿体ないというわけですな。たしかにわたくし、痛みを取り除くということについては頑張っているほうだと思う。そして治療に伴う痛みも極力ちいさくすべく努力しているつもり。彼も、その恩恵に浴しているからこそ定期健診に応じるし、わたくしに直言もするわけです。でも、自分で言うのもなんだけど、痛みはゼロにはできないですよ。少しは痛い。歯を抜くとき、患者に「痛いですか？」と尋ねられる。その時は必ず、「痛いです」と即答いたします。そして患者の引きつった表情を横目に見ながら、笑顔でこうも付け加える。「注射するときにチクリとしますし、抜いたあとは傷口ですから、麻酔が覚めたら傷になった痛みは出てきます。ただし、あなたが予想しているほど痛くはないと思うよ～」と。こんな調子だから、これを『痛くしない』と看板に書いたら嘘になっちゃう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　たぶんウチの診療所は、他とはずいぶん違うところが多いはず。治療方針も診療形態も独特なんだろうな（自分では王道を行っているつもりだけど）。だから、ある治療分野については強力なリピーターが大勢ついております。ですから先の患者さんは、こんな特色をどうして宣伝しないの？　と言っているのですが…………宣伝しないのではありません。できないんです！</p>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>医療の広告は法律で厳しく制限されている</strong></h2>



<p class="wp-block-paragraph">　理由は法律に抵触するから。われわれを規制する医療法には、医療の広告は存在広告……すなわち診療所の名称、院長の氏名、所在地、連絡先、診療科目、受付時間以外の広告</p>



<p class="wp-block-paragraph">は認められていない。ですから、院長が○○学会の理事だとか、博士号があるだとかはもちろん、「痛くない」とか「迅速且つていねい」なんて文言もタブーです。このことを冒頭の患者さんに言ったら、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「えっ、嘘だあ。レーザー光線で治療をするとか、ＣＴスキャン完備って書いてあったぜ……、ほらぁ」</p>



<p class="wp-block-paragraph">　と、彼が差し出したスマホ画面には、近くの商売がたきのホームページが。それはそれは、歯の浮くようなセールストークがズラリ。『患者様の笑顔が見たい、それがわたしくの生きがい』……ホントか？　おまえんとこで入れ歯を作った患者、しっかめっ面して、こっちに大勢押し寄せてきてるぜ。だいいち“患者様”ってのが気に入らない。“お客様”と同じ感覚だよね。がっぽり儲けてやるぞーにしか思えないんですけど。そんなことに憤慨しながらページをスクロールさせていくと、たしかにウン千万円もするレーザーだＣＴだとかが誇らしげに載っています。で、保険の診療はダメなんだ、と巧みに自費へ誘導……結局はそこかい！　</p>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>医療でもネット広告は無法地帯</strong></h2>



<p class="wp-block-paragraph">また別の先生のページ。キャバ嬢かと見紛うほどの院長が、アメリカの有名な教授とのツーショットや、なにやら怪しげな認定証を手に微笑んでいる。やはりインプラントやホワイトニングが主体ですね。一方、予防だとか普通の治療ことは扱いが小さい。この診療所、個人的な興味から、かなり突っ込んだ実態調査をしたことがあるんですが、とてもじゃないですがネットでは語れません。推して知るべし。こんなヒドイ例は珍しい方だけど、検索エンジンの上位にヒットするところには、少なからずこういった傾向があります。検索大手のグーグルによると、上位のページは人気のあるページ、クリック数の多いページということになっていますけど、歯医者のホームページって、そんなに大勢の人が訪れると思いますか？　これとは別に、リスティング広告費というカネを払えば、ネット検索大手は上位にヒットするようにしてくれますから、上位でヒット→人気のある歯医者→良い歯医者、とは必ずしもならない、むしろハズしたほうがいいかもしれないぐらいは、頭の隅っこに留め置かれることをお勧めいたします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もうお気づきでしょうが、ネットの広告には医療法による規制がありません。不特定多数が否応なく目にする看板と違って、ネットは個人が能動的に観に行くものだからというのがその理由ですが、なんだか社会のダークな側面をかいま見たような気分。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ま、それは置いといて看板の話へ。たしかにネットに比べたらおとなしいですが、それでもグレーゾーンのものは多いです。先に申しましたように「痛くない」というのもかなりある。わたしなんか、こんなのを目にするたびに「ホンマかいな？」と思わず口にしてしまう。これじゃあまるで無痛や心のケアをうたい文句にしている豊胸術や包茎治療と似たようなもの。医療というよりはエステに近い感覚なのかな。</p>



<p class="wp-block-paragraph">一時期、看板がでかいところはヤブ、という法則がテレビで喧伝されたことがあります。たしかに大きい看板が、街のあちこちにある先生は危ないのが多いですが、必ずしもではありません。“看板がでかくて多いのはヤブ”が浸透してからというもの、わざわざ看板を小さくして集客ならぬ“集患”を画策する先生もいるくらいですから。だけど真に注目すべきは、看板に書かれている内容なのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まず悪い例から。予約制とうたっておきながら急患随時とも書いてある、これは理論破綻しておりますから真っ先に除外。あとは診療科目。一般歯科と書いてあるのをけっこう見かけるのですが、これは正式な標榜科目ではないですね。一般歯科につづけて小児歯科、矯正歯科、口腔外科とあるもの。これは一見、オールマイティな歯医者のように思えますが、誰だって得て不得手はありますから、各方面いちおうはなんでもやるけど、そんなに深くはないと思っていいかもしれません。次にデザイン。どこから引っ張ってきたんだ？　と疑いたくなるような白衣の美女が、歯ブラシくわえてにっこり微笑んでいる。この人が、その診療所にいるなら良心的かもしれませんが、なにかを狙っているのかもしれません。まあキャバクラやホストクラブの玄関にあるアレですな。似たようなもので“女医”と書いてあるもの。どんな患者層を狙っているんでしょうかねえ。７０過ぎのおばあちゃん先生でも女医には違いないですからね。この手の看板はハニートラップです。混浴、美女なんて言葉にグラッとくる殿方はご注意を。</p>



<p class="wp-block-paragraph">良い看板の例ですが、これはまた後日。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://yoishika.org/citationreprint"><strong><span class="bold-blue"><span class="fz-28px">この記事の引用転載について</span></span></strong></a></p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>
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		<title>クチコミを頼らずに良い歯医者は見つかるか</title>
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		<dc:creator><![CDATA[良い歯医者選定委員会]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 16 Feb 2021 19:40:55 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[良い歯医者の見つけ方]]></category>
		<category><![CDATA[やらせクチコミ]]></category>
		<category><![CDATA[ランキングサイト]]></category>
		<category><![CDATA[歯医者のホームページ]]></category>
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					<description><![CDATA[もしも治療途中で転勤の辞令が出たら&#160; 　もしもあなたが、知り合いがまったくいない街で暮らすことになったとしましょう。進学や転勤では、けっこうありうるシチュエーションですよね。そんな時、口の中に何らかのトラブルが [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h2 class="wp-block-heading">もしも<strong>治療途中で転勤の辞令が出たら</strong>&nbsp;</h2>



<p class="wp-block-paragraph">　もしもあなたが、知り合いがまったくいない街で暮らすことになったとしましょう。進学や転勤では、けっこうありうるシチュエーションですよね。そんな時、口の中に何らかのトラブルが発生したとしたら、どんな情報を元に歯医者を選べばいいのでしょうか。&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph">　歯医者選びでもっとも大切な情報源は口コミだと思いますが、知り合いがいないのですから次善の情報源を汲み取らねばなりません。診療所の外観、誘導看板、駐車場の混み具合、タウンページ広告、名医の紹介本などを元に判断するやり方はずっと前からありました。これらについては後日、詳しく述べますが、スマホが普及した昨今では、やはりネット検索ということになるでしょうか。&nbsp;</p>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>ネット検索で歯医者を探してはいけない</strong>&nbsp;</h2>



<p class="wp-block-paragraph">　まず申し上げたいのは、医療におけるインターネット広告は無法地帯だと言うこと。&nbsp;それ、どういうこと？　と思った方も多いと思います。わかりやすく言うならば、ネット以外の広告……看板やタウンページで表示できるコンテンツは法律で厳しく規制されているのです。例えば、○○学会の理事、博士号あり、元○○大教授といった肩書き、迅速かつ丁寧、絶対に痛くない、患者満足度９０％以上、歯科用ＣＴ完備などというセールストークは禁じられております。表示できるのは存在広告……住所、電話番号、小児歯科や歯列矯正のような診療科の標榜、受付時間、従事する歯科医師の名前くらいでしょうか。これは、医療行為は金儲けではなく人助けだから、という建前かららしいです。&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph">　これに対しネットは“ほぼ”無法地帯。ほぼ、というのは厚労省がいちおうはガイドラインを設けているからなんだけど、それでも、インプラント一本１０万円（これは明らかに安すぎる）、安心丁寧！　アメリカで研修、最高級の機材で治療……。思わず「ホントか？」と叫びたくなようなセールストークが、きらびやかなホームページに散りばめられていて、わたしなんかにしてみたら「わあ～、ぼったくる気満々だなぁ」と思っちゃうんです。最近は、厚労省も重い腰を上げて摘発に乗り出したみたいだけど、ホームページは自分から見に行くものだから、というよくわからない理由で野放し状態が続いてきたのは間違いありません。ここでみなさん、考えていただきたいのが、このような派手なページを作っているのが、そこの歯医者ご本人なのかってことなんですよ。懸命に治療して先生でしたら、ネット環境の構築に割く時間などあるはずもなく、早い話が、その手のきらびやかなページは業者が請け負っているわけです。それも法外な価格で。そして広告にかかる莫大な費用は、治療費に上乗せされるって寸法です。&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://yoishika.org/citationreprint"><strong><span class="bold-blue"><span class="fz-28px">この記事の引用転載について</span></span></strong></a></p>
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		<title>良い歯医者は、患者に定期検診をうながす</title>
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		<dc:creator><![CDATA[良い歯医者選定委員会]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 16 Feb 2021 19:55:47 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[良い歯医者の条件]]></category>
		<category><![CDATA[良い歯医者の見つけ方]]></category>
		<category><![CDATA[定期検診]]></category>
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					<description><![CDATA[これだけスマホが社会に浸透すると、もはやケータイショップへ足を運んだことのない人はいないんじゃあないのかな。「わたしゃガラケーで十分。しばらく買い換えるつもりはないよ」と言う人も、いずれ年貢の納め時はやってくる。スマホで [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">これだけスマホが社会に浸透すると、もはやケータイショップへ足を運んだことのない人はいないんじゃあないのかな。「わたしゃガラケーで十分。しばらく買い換えるつもりはないよ」と言う人も、いずれ年貢の納め時はやってくる。スマホであれガラケーであれ、機械である以上は耐用年数というものがあるし、どんなに大切に扱ったとしてもバッテリーの寿命は本体のそれよりずっと短い。いずれにせよ、ケータイショップへ出向く日は否が応でもやってくるのだ。&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph">かくいうわたしも、ガラケーの調子が怪しくなったのでケータイショップへ。自慢じゃないけどパソコンはなんなく使える。わざわざモバイルでネット接続する気もない。買い換えるならフィーチャーフォン（ガラケー）でいいと思っていた。ところが陳列されているのはスマホばかり。しかもガラケーよりずいぶん高価だ。ふと視線を走らせると『他社からの乗り換え、０円！』とある。つまり携帯キャリア各社（Docomo、au、SoftBank）は、古くからのお得意様より、よそからやって来た一見さんを優遇するんだな。新規の顧客を獲得してナンボなのは、ケータイが国民に行き渡ったきょう日の経営戦略としてはわかりますけど、お得意様を大切にしてきた日本的商売慣習はここには存在しないんですね。というわけで、どうせスマホにするんならばと、わたしも長年にわたり料金を払い続けてきた携帯キャリアとオサラバすることになった。メアドは変わっちゃうけど、ＬＩＮＥやFacebookがあれば問題ないですしね。&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph">さて本題。歯科に当てはめてみます。ホームドクターこそ開業医のベストだと考えているわたくしにしてみれば、携帯キャリア各社のやり方は釈然としない。つまり新規契約（新患）さえ獲得できれば、古くからの顧客（リコール患者）はぞんざいに扱ってもいいということにはなりはしないか？……まあ、穿った見方ではありますけどね（笑）　でも、“新規ゼロ円”に充当するお金は誰が負担しているのか……ここを考えればみなさん、少しは理解してくれるかな。&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph">例えば大きなむし歯ができて、神経の治療をしたとしましょう。ボロボロに近かったけれど、なんとか神経の治療も済み、金属冠をかぶせて治療を終えたとします。そして患者さんが希望すれば、わたしは半年後なり1年後なりに、定期健診の時期が来たことを知らせるハガキを投函することにしています。その大きな目的は“自分の仕事がきちんとしたものであったか確認するため”なんです。これ、新車を買った時にだって、ディーラーから“定期点検のお知らせ”が届きますよね。あれとおんなじ。なにか不具合はございませんでしたでしょうか？って……。ただ、こんな態度で定期健診を行っている歯医者は少ないかもしれません。&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph">職人肌だと自認するわたしは、自分の治療は、気障な言い方だけど、一種の作品だと思っております（自分で書いてみると、やっぱり気障だな）。患者の口に入れたものはもちろん、顎の調子、歯並び、歯周病のメンテなど、未来永劫にバッチリであることを願うのです。大工の棟梁が、立派な甍を指さして「あの豪邸はオイラが作ったんでぃ」と悦に入るみたいなもんかな。仮に、定期健診でトラブルが見つかったなら、早期に治療し、かつての“作品”が長持ちするように手だてする。その方が治療期間、患者に与える苦痛、費用のすべてにおいて負担が少なくなるはずで、それが良医たる姿勢だと思うのです。&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph">ところが歯医者の料金体系は、それでは儲からないカラクリになっています。つまり「口の中になにかを入れてナンボ」。だから、きっちりメンテしてあげればあげるほど、新規の売り上げが発生しにくく、長持ちする治療をする歯医者ほど儲からないとも言える。そんな意味では、定期健診は自己満足なのかもね。だけど自虐的では決してない。自分の作品を末永く使ってもらえるならば、それは無上の悦びになる。お金より大切なものって、ありますよね。&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph">でも、すべての歯医者が、こんな気持ちで定期健診をしているとはかぎらない。健診にやって来る患者を、まるで秋になったらやってくるカモや鮭くらいにしか思っていない先生も少なからずいるのもまた悲しい事実。だからもし、自分の管理に自信があるのに、定期健診に応じるたびに、あそこが悪い、ここが悪い、とばかりに少なからぬ治療を勧められるのは、もしかしたら「入れてナンボ」と思っている先生なのかもね。つまり定期健診で訪れても、常に新規の一見さんってわけです。が、ご安心あれ。こんなダメ歯医者を見抜くのは簡単。彼らは健診結果を詳しく説明しないはずですから。&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph">定期健診は是非とも応じるべきです。何回か訪れるたびに互いに気心もしれてくる。歯医者にしてみれば、患者さんの名前を聞いただけで顔と口の中の状況はもちろん、家族構成や健康に及ぼす諸事情までが思い浮かび、トラブルへの対処も早い。患者側のメリットは、やはり安心感でしょうかね、いろんな意味での。&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph">だけど、ネットや女性週刊誌に派手な広告を打って大量の新規患者を集めている先生のことを思うと、正直辛くなるんですね。このあたりが、冒頭に述べた携帯キャリアに通じるのですが、この問題、かなり根が深く、これについては今後、継続的に語らせていただきます。&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://yoishika.org/citationreprint"><span class="bold-blue"><span class="fz-28px">この記事の引用転載について</span></span></a></p>
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		<title>良い歯医者は、やり直しをいとわない</title>
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		<dc:creator><![CDATA[良い歯医者選定委員会]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 16 Feb 2021 20:05:38 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[良い歯医者の条件]]></category>
		<category><![CDATA[患者の心得]]></category>
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					<description><![CDATA[カーステレオからカセットテープの挿入口が駆逐されて久しいですが、このたび車を購入するにあたり、ドライブ中に楽しむ音楽はすべて、スマホに蓄えられた音楽配信データを使用することになりました。カセットはもちろん、エアチェック、 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">カーステレオからカセットテープの挿入口が駆逐されて久しいですが、このたび車を購入するにあたり、ドライブ中に楽しむ音楽はすべて、スマホに蓄えられた音楽配信データを使用することになりました。カセットはもちろん、エアチェック、ＭＤ、ＣＤチェンジャーという言葉はもはや死後と化し、アナログレコードでハイファイオーディオ（これも死語！）の入門を果たした世代としましては、なんとも複雑な気分であるわけです。ま、使ってみれば、とっても便利なんだけどね。&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph">とは申しましても、わたくし、そこそこ忙しいのでスマホに楽曲をダウンロードする時間すら惜しみ、ドライブ中に聴くのはもっばらＦＭラジオであることが多いんです。特に土日の午後なんか最高！　福山雅治さんや山下達郎さん、ユーミンといった有名どころがＭＣをつとめる番組が目白押しで、気がつけばネットでＦＭが聴けるアプリをスマホにインストールしておりましたよ。&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph">ところで山下達郎さんですが、わたしは彼のファンではありません。彼のヒット曲くらいは歌える、というていど。なのに彼の番組を聴くようになってからというもの、いつの間にか山下達郎という固有名詞に鋭く反応し、耳目を向けるようになっておりました。そのなかでとりわけ記憶しているのが、とあるライブでのエピソード。当時スマッシュヒットを飛ばしていた『ラブランド・アイランド』が演奏され、会場をおおう熱気は最高潮に達しようというとき、達郎さんは突然、「あ～ゴメン、ゴメン、間違えた！」と言って演奏を中断。面食らったのはスタッフ、観客、つまり達郎さん以外の全員。だれひとりとして、どこをどう間違えたのかわからずにポカーン｡そして何事もなかったようにテイク２を歌い終えたとさ。一生かかっても聴ききれないＣＤを所有しているほどの音楽ツウらしいエピソードなんだろうけど、誰も気にも留めないミスを糊塗したまま演奏を続けるのは、彼の人並みならぬプロ意識がそれを許さなかったのでしょう。この“やり直しをするレベル”をどこに設定するかは、ミュージシャンにしろ、われわれ医療人にしろ悩ましい問題ではあります。&nbsp;</p>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>歯医者がやりなおしを決意する条件</strong>&nbsp;</h2>



<p class="wp-block-paragraph">やり直しを決断する姿勢には、ざっくり分けて次のふた通りの考え方があると思います。&nbsp;</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>①及第点に達していれば、やり直しをしない。</strong>&nbsp;</h3>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば金属の詰め物を入れようとするとき、入るには入るけどゆるゆるだが強力な接着剤を使えばしばらくもちそう、とか、歯との境目にちょっぴり不適合があるけど、端っこを削ったり足したりすれば段差はなくなる、みたいな状況でしょうか。もしそうだったとしても、患者さんにはわからないでしょうね。６０点主義とでも申しましょうか、満点に足りない４０点の部分は、未必の故意と言えるかもしれません。&nbsp;</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>②プロとして、自分の仕事に納得できなければ、やり直しをする。</strong>&nbsp;</h3>



<p class="wp-block-paragraph">この場合、たとえ患者にわからないレベルであってもやり直しをするわけですから、歯科医師としての良心が問われることになります。かぎりなく満点に近づけようとする姿勢であるわけで、山下達郎さんの場合はこれなんでしょうね。&nbsp;</p>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>やり直しをためらう条件</strong>&nbsp;</h2>



<p class="wp-block-paragraph">もちろん、やり直しにはコストがかかります。技工料金がその最たるもの。やり直しを技工士さんにお願いすると、最低でも正規料金の７割ほどの手間賃を要求されます。ですから保険で銀の詰め物をしてやり直ししたら、まったくペイしないどころか赤字は確実。ちなみに保険の入れ歯は、やり直さなくたってハナから赤字だ。&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph">時間的なコストも痛いですな。もう一度来てもらうことになるわけで、そのために予約時間を確保せねばならない→他の患者を診れない→売り上げが減少。それでも良心的な歯医者は、涙を呑んでやり直しをするのです。&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして無視できないのが心理的コスト。患者に無駄足を踏ませてしまううしろめたさから、多少のことには目をつぶる先生も恐らくいることでしょう。忙しい患者、口うるさい患者、できるだけ早くいなくなってほしい嫌な患者、いろいろいるわけですから。だけどね、やり直すことを告げられたとき、「大丈夫かよ、この歯医者」ではなく、「少しでもいいものを入れてくれようとしているんだ」と思ってほしいんです、少なくともわたくしめの場合は。不都合のあるものを無理やり入れるより、潔くやり直したほうが、ずっと胸を張っていられますからね。&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph">論語に『過ちては改むるに憚ること勿れ』という名言があり、不肖わたくし、座右の銘のひとつにしております。悪い歯医者は、やり直しをしないどころか、失敗すら認めようとしないんじゃないのかな。不祥事が発覚した○○委員会とかが、記者会見なんかで、当方に誤りはなかったと開き直るみたいに。あ～みっともない。&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph">負けや失敗を認めるのは正直辛い。だけど、失敗に顔を背けているより、ずっと清々しい態度だとは思いますよ。なにより失敗をリカバリーできたあかつきには、プロとしての自信が回復できると同時に、精神衛生にすこぶるよろしいのでありますから。&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://yoishika.org/citationreprint"><span class="bold-blue"><span class="fz-28px">この記事の引用転載について</span></span></a></p>
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		<title>良い歯医者は、予約制で仕事をする</title>
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		<dc:creator><![CDATA[良い歯医者選定委員会]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 17 Feb 2021 00:54:48 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[良い歯医者の条件]]></category>
		<category><![CDATA[患者の心得]]></category>
		<category><![CDATA[歯医者の予約]]></category>
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					<description><![CDATA[お客様はアリかもしれないが、患者“様”はないわ～ 歯医者は人間を直接的に扱う職業ですから、客商売にほかなりません。ホンネの部分では、自分の仕事を商売とは呼びたくはないし、ましてや患者を客扱いしたくもない。もっと崇高な言い [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph"></p>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>お客様はアリかもしれないが、患者“様”はないわ～</strong></h2>



<p class="wp-block-paragraph">歯医者は人間を直接的に扱う職業ですから、客商売にほかなりません。ホンネの部分では、自分の仕事を商売とは呼びたくはないし、ましてや患者を客扱いしたくもない。もっと崇高な言い方をすれば、歯医者を含めた医療は人助けであり、患者さんたちは迷える小羊というわけ。だけど昨今の風潮はそうなっていないし、世間様もわれわれを商売だと思っている（実際そうなんだけど）し、自分らを“お客様”あつかいしてほしいと思っているフシがございます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">すべての患者がそうだとは申しませんけど、中には勘違いが甚だしい方も時にはお見えになる。モンスターペイシェントとまではいかないまでも、そこそこトンデモ患者が飛び込んでくるケースは多いですよ。わたしは患者を“様”づけでなんて呼ばないのだけれど、自分は患者様でござい、丁重にお迎えしやがれコラッ！みたいな感覚の人が多いのはどうしてなんでしょうねえ？　特に盆暮れなんかにゃ、痛いからと言って飛び込んでくる患者も少なくありませんわね。それも、かかりつけの患者さんならいざ知らず、ほぼヒャクパー初見の人。歯医者ならどこでもいいという感覚の持ち主ですな。正直、ゾッとします。痛みが出るまでに、なんらかの不都合はあったはず。それを年末のどん詰まりになるまで放置したんですよねきっと。そんな健康管理を怠った責任を丸投げされるんですから、こっちもたまったもんじゃあない。しかも短時間で痛みを取ることを期待している。思わず「無理っ、帰ってくれっ！」と叫びたくなる。だけど、医療には『応召の義務』ってのがありましてね、どんな患者でも正当な事由無しに診察をことわってはいけないことになっておるんです。そんなわけで、一応は拝見すると伝えする。だけど予約の患者が優先だと告げると、</p>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>痛みを訴える患者が、必ずしも急患ではない</strong></h2>



<p class="wp-block-paragraph">「痛がっている患者が優先なんじゃねえのかよ？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">とのたまう。こっちも慣れたもんで、あんたがもし予約患者だったら、痛いと言って飛び込んできた奴を先に診ていいのかい？　そう告げると、約半数が捨てぜりふを残して去り、残りの半数が渋々引き下がる。が、その半数も１０分も経たないうちに、受付から仏頂面を突き出して、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「いつまで待たせんだ」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と来たもんだ。バカヤロ、こちとら、てめぇを診るための時間を作るべく、せっせと予約をこなしてんだよぉ。だけど治療レベルを落とすわけにはいかないから、時間の余裕は定期預金の利息みたいにしかたまっていかない。ですからウチの場合、飛び込みの患者を数時間待たせるなんてザラですわね。この時点でさらに半数が脱落。それでもなんとか時間をこしらえて、飛び込み患者を招き入れる。レントゲンを撮って、口の中を診察（法的義務です）していると、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「そんなのはいいから、さっさと痛いところをなんとかしろよ。俺、このあと、仕事場の大掃除しなきゃなんだぜ！」</p>



<p class="wp-block-paragraph">知ったこっちゃねえよ、と胸の内に叫びつつ、そこはグッと堪える。こんな御仁は一秒でも早く帰ってもらいたいからだ。なんかと応急処置をして治療を終える。痛い飛び込み患者は、かなりの確率で重症であることが多いのですが、後日、継続的な治療が必要であることを説明しても、彼らとは二度とまみえることは無い、そんなもんです（合掌）。 ひとたび治療してしまえば、患者がどんなに不届き者であっても責任が生ずる……。いやー、考えただけでも憂鬱になります。歯医者での治療のほとんどが、ちいさな手術と同じなんですよ。だから時間的にも体力的にも余裕ってもんが必要。機械のように部品を取り替えりゃあなんとかなるものでもなし、某アニメの名台詞「慌てず急いで正確にな！」の３要件を共存させることなど、予約外で飛び込んできた患者には難しいこと、ここに断言しておきます（つづく）</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://yoishika.org/citationreprint"><span class="bold-blue"><span class="fz-28px">この記事の引用転載について</span></span></a></p>
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		<title>「名医本」に紹介されているのは本物の良医か</title>
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		<dc:creator><![CDATA[良い歯医者選定委員会]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 17 Feb 2021 01:22:31 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[良い歯医者の見つけ方]]></category>
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		<category><![CDATA[ステルスマーケティング]]></category>
		<category><![CDATA[名医本]]></category>
		<category><![CDATA[自作自演]]></category>
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					<description><![CDATA[ここ数年、『日本の名医１００人』みたいなタイトルの本を書店で見かけるようになりました。いわゆる名医本ってやつです。大手の出版社が上梓した名医本は、でかでかと新聞広告が打たれるから、書店に足を運ぶ習慣のない方でも一度くらい [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">ここ数年、『日本の名医１００人』みたいなタイトルの本を書店で見かけるようになりました。いわゆる名医本ってやつです。大手の出版社が上梓した名医本は、でかでかと新聞広告が打たれるから、書店に足を運ぶ習慣のない方でも一度くらいはタイトルを目にしたことはあるでしょう。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>日々量産される「名医〇〇人」と題したムック本</strong></h2>



<p class="wp-block-paragraph">わたしも、そこそこ健康を気にする年頃になりましたので、期待と興味を持ちつつトップからページをめくるわけです（決して歯科のページからではない）。すると、大学病院や地域の中核病院が名を連ねていることがわかりますが­­……正直、がっかりでした。そんなんだったら、なにも名医本を買う必要なんてない。最寄りの拠点病院に行きゃあいいだけのこと。どうして、こんな陳腐な記事になったのか私なりに考えて見ましたが、巻末にそのヒントが載せられていました。そこには厚労省が開示している手術の成功率とか、特定の疾患に対する認定医であるかどうかのデータが病院ごとに載せられていて、どうやらこれを元にランキングを決めているフシがありました。つまり“誰かのお墨付きがあれば名医”という判断らしく、これでは他人がこしらえた弁当を温め直して提供するようなもの。医療には門外漢の編集者が、ロクに取材もしないでサクッと決めたのではないかと疑ってしまいます。巻末の数字データにしたって、どこまでどうだか。仮に手術成功率１００％という病院と７０％という病院があったとしましょう。どちらへ行くかと問われたら、わたしは迷わず後者を選びます。何故かって？　成功率７０％ということは、３０％の不成功を真摯に受け止め、それを敢えて公表している病院ですから公明正大で信じられそうな気がします。と同時に、まだまだ上を目指して頑張るというアグレッシブな心意気も感じますしね。だいたいが成功率１００％なんて、ありえませんって。症例には難易度がつきまといますし、まとも医療人であればあるほど、ヒューマンエラーをゼロにすることはできない事を承知しているはず。そこんところ認識し、しっかり対処している病院ほど名医にふさわしいと思うのです。逆に成功率が限りなく満点に近い病院には、なんとなく欺瞞を感じてしまいます。失敗例を隠してんじゃないのかってね。大学や専門学校が喧伝する、国家試験合格率○○％に近いものがありますよ。試験に受かりそうもない奴はハナから卒業させないとかね、あんなもの、データの取り方でどうにだってなりますから。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>名医本の情報源はなにか</strong></h2>



<p class="wp-block-paragraph">さて、歯科のページですが、これがまた不可解なんです。医科と同様、掲載されているのは、ほとんどが大学病院の歯科。データもありましたが、学会の認定医の名簿ばっか。やはり歯科のことをご存じない方が編集しているようです。ま、これはよしとして（？）、問題なのはそのあとに続くＰＲのページ。これがまた、後半ページのほとんどを歯科医院のＰＲが占めているんです。医科はあっても美容外科がちょこっと。しかもインプラント、矯正、ホワイトニングのような自費中心の先生ばかりが目立つ。こうなってはもはや名医本ではなく、完全なる歯科のＰＲ冊子ですな。あれほど立派な装丁のムック本が、わずか７～８００円で売られている理由を考えていただきたい。 とは言っても、価格がついている商品であるわけだから、毎年、同じ内容を掲載していては売れるはずも無く、昨年度版と今年度版では内容を変えなくてはいけない。つまり年を重ねれば重ねるほど、日本の名医は１００人×名医本の数だけ積み上がっていき、しまいには全国どこでも名医だらけになるわけである。まことにめでたいこと……ではなく、これこそまさにステルスマーケッティングの真骨頂。わたしもかつて、大手の新聞社（の子会社）から、ゼニを払えばＰＲ記事を載せてあげるよとのお誘いを受けたけど、放っておいた。だって、あんな薄っぺらな情報を元にやってくるリテラシーの低い一見さんを診るより、自分をホームドクターとして信じて定期健診に応じてくれる患者さんのためにこそ時間を費やしたいですから</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://yoishika.org/citationreprint"><span class="bold-blue"><span class="fz-28px">この記事の引用転載について</span></span></a></p>
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		<title>歯医者のホームページに騙されるな</title>
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		<dc:creator><![CDATA[良い歯医者選定委員会]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 17 Feb 2021 03:39:43 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[良い歯医者の見つけ方]]></category>
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		<category><![CDATA[ネット検索]]></category>
		<category><![CDATA[ランキングサイト]]></category>
		<category><![CDATA[歯医者のホームページ]]></category>
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					<description><![CDATA[嘘もまことに。驚異の画像加工 　みなさん“フォトショ”という言葉を御存じだろうか。アドビシステムが提供している画像編集ソフトウェア・Photoshopのことなんだけど、今や画像を加工するソフトだけでなく、加工作業そのもの [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h2 class="wp-block-heading"><strong>嘘もまことに。驚異の画像加工</strong></h2>



<p class="wp-block-paragraph">　みなさん“フォトショ”という言葉を御存じだろうか。アドビシステムが提供している画像編集ソフトウェア・Photoshopのことなんだけど、今や画像を加工するソフトだけでなく、加工作業そのものを指している嫌いがあります。プロフィールに猫耳をつけるアプリ“スノウ”も画像編集ソフトのひとつ（違うか？）だけど、これはインスタ映えを狙ったもの。そう、現実と違っていても他人の目に映りゃありゃいいんだ、という発想ですな。プロのカメラマンでも、画像の加工は当たり前というくらいだから、もはやネット上に公開されている綺麗な画像にはオリジナルの光は存在しないのかもね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　だけど、医療サイトはそんなんじゃあ困る。真実を伝えなきゃ意味がない、でなきゃ有害でさえある。具体的に言えば治療前、治療後の比較写真の加工。歯医者の場合だったら、歯を白くするホワイトニングの比較写真は注意して見てくださいよ。明らかにフォトショで画像処理しただけなんじゃねえの？というのもちらほら見受けられます。これを見抜く方法はまた後日。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　この治療前、後については厚労省もようやく重い腰を上げたみたいですな。もしもヒドイのを見かけましたら是非とも下記まで通報していただきたい。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　だけど厚労省によれば、WELQのように明らか素人が書いたと思われるのは摘発できるとしても、国家資格を持つ医療人が書いた偽情報はバッサリ切り捨てることができないそうな。ここんところも後日、書きたいと思いますわ。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>検索の上位にヒットする診療所が良医とは限らない</strong></h2>



<p class="wp-block-paragraph">また、検索の上位に表示される診療所がいいとは限らない。検索エンジンを運営する会社にリスティング広告費というお金を払えば、ページトップに表示してくれるし、上位に表示されるためのテクニックを売りにしているページ制作業者もたくさんある。これを逆手に取るならば、検索上位に表示される歯医者は真っ先に選択から除外するという裏技にできるのかもしれない。ま、ＤｅＮＡが医療には素人同然のライターを廉価でこき使って作った健康情報サイト“ＷＥＬＱ”なんかは、このようなネット技術をフルに使って上位に食い込んでいたんだけどね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そもそも、地域密着型の面倒見のいい先生は、それほど多くの患者、もっと言うなら一見さんの患者を求めていないだろうから、ホームページを持っていないかたも少なくない。地域で一定の評価を受けている先生は、広告すること自体が不要だってことなんです。人気のラーメン屋は宣伝しなくたって行列ができるのと同じですよね。ま、混んでいる歯医者が必ずしも良医とは限りませんが、これについてはまた後日。</p>



<p class="wp-block-paragraph">だけどホームページのある歯医者はみなダメかというと、そうでもない。前述の、業者の手によるきらびやかなページではなく、どこか手作り感のあるページ、どこかから拾ってきたコピーではなく、自分のオリジナルな言葉で表現しているようなページを構築している先生はマトモな気がいたします。それは診療所の外観にも現れているはずなので、かなりの確率で良医に行き当たると思いますヨ。(つづく)</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://yoishika.org/citationreprint"><span class="fz-28px"><span class="bold-blue">この記事の引用転載について</span></span></a></p>
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		<title>歯医者に治療を急かすのは、治療の質を落すのと同義</title>
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		<dc:creator><![CDATA[良い歯医者選定委員会]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 17 Feb 2021 06:09:20 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[患者の心得]]></category>
		<category><![CDATA[モンスターペイシェント]]></category>
		<category><![CDATA[入れ歯]]></category>
		<category><![CDATA[歯医者の予約]]></category>
		<category><![CDATA[飛び込み患者]]></category>
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					<description><![CDATA[紅の豚が患者だったら、歯医者に仕事を急かさない？ 　スタジオジブリの作品に「紅の豚」というのがありまして、日テレ系で何度か放送されたので、一度くらいはご覧になった方も多いと思います。監督は宮崎駿さん。彼はこの作品で、男の [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h2 class="wp-block-heading"><strong>紅の豚が患者だったら、歯医者に仕事を急かさない？</strong></h2>



<p class="wp-block-paragraph">　スタジオジブリの作品に「紅の豚」というのがありまして、日テレ系で何度か放送されたので、一度くらいはご覧になった方も多いと思います。監督は宮崎駿さん。彼はこの作品で、男の本当のカッコ良さとはなにか、を追求されました。肥えた豚にして飛行艇乗りの主人公、ポルコ・ロッソの声をつとめたのが森山周一郎。あの渋いダミ声で、しびれるセリフをストーリーの随所に散りばめていきます。その中で、特に記憶しているのが次のシーン。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ポルコの飛行艇の改修を任された若き飛行機技師、フィオ・ピッコロ嬢が、眠ることすら惜しんで働くことを告げます。するとポルコは、睡眠は十分にとるように、急ぎの仕事にロクなものはない、だいいちお肌にもよくない、と一喝する­­­――なんでここにしびれたかと申しますと、それはわたくしの仕事が歯医者であるからなのだと考えております。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>突貫工事で良い仕事ができるはずがない！</strong></h2>



<p class="wp-block-paragraph">「再来週までに、入れ歯を作ってくれませんか」</p>



<p class="wp-block-paragraph">　こんな依頼は年中食らいます。“食らう”と表現するからには、迷惑な依頼、早い話が無茶ブリってことなんです。だいたいが、予約もなしに飛び込んでくる人ですよね。わたくしをホームドクターと認め、定期検診には快く応じ、予約もすっぽかさない、不具合があったら早めに受診する、そんなご自分の健康管理に責任をお持ちの方なら、先のようなご無体なことは、まずおっしゃらない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　で、わたくし、笑顔を浮かべつつも、にべなく首を横に振りますと、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「え～、そんなあ。孫の結婚式があるんですよ。せめて前歯が綺麗にそろっていないと……」</p>



<p class="wp-block-paragraph">　それがわかってんのなら、どうしてもっと早く来ない？　もちろん、このように斟酌なくは言いません。だけど、言葉は選ぶにせよ同じ内容を申し上げます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「だって忙しかったんだもん」</p>



<p class="wp-block-paragraph">忙しいよ、こっちも、あんた以外の患者も。あんたの入れ歯作りを優先するために、他の患者に入れるものの製作をストップする筋合いはないんだぜ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「披露宴のお料理、うんと奮発したの。〇〇シェフがプロデュースしたフレンチなのよね～。美味しいもの、たっくさん食べたいのよ。結婚式まで“まだ”二週間くらいあるじゃないの。それまでになんとかなるでしょ？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">　なんとかなりません、絶対に。美味しいものを召し上がりたいのなら、なおのこと。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　業界外の人の感覚なら、二週間もありゃあ入れ歯のひとつくらい作れそうな気がする。たしかに入れ歯らしきものはできますが、それは“入れ歯の形をしたプラスチック”でしかない。わたくしに言わせりゃあ、失われた歯の代用をする、いわば人工臓器としての入れ歯なんかでは決してない­­­――意味がわかんないよ、という声が聞こえてきそうですが、それは入れ歯には必ず調整が必要だからなのです。それも一回や二回じゃあない。小さいものでも最低は三回ていど、総入れ歯でしたら十回以上に及ぶことも珍しくはない。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>入れ歯の神髄は、調整にあり</strong></h2>



<p class="wp-block-paragraph">えっ、入れ歯って歯型を採って作るんでしょ？　だったら一回でピッタリ合いそうなものじゃない！</p>



<p class="wp-block-paragraph">と仰せの御仁、ここからが本題です。そもそも入れ歯とは、歯ぐきの上に乗っけて使うもの。ちょっと触ったくらいじゃあ歯ぐきは固くしまっているように感じますが、歯に比べたら、それはもう柔らかい柔らかい……。入れ歯はこの柔らかい、言い換えればあやふやな形をした歯ぐきを歯型に採って作るわけでして、つまり、どんなに精密に歯型を採ったとしても、それは歯ぐきのほんの一時の形を写し取ったに過ぎないのです。ですから完成した入れ歯と、実際の歯ぐきは微妙にフィットしない部分が出てくる。それは何も食べていないとき、堅いものを咬んで強い力がかかっているとき、“べろ”をぶん回して楽しくおしゃべりしているとき、その時々によって形が違うでしょうし、当然のことながら“当たり”も出てくる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんなの、歯医者の腕いかんでどうとでもなるでしょうっ、て？　いやいや、そこが入れ歯の難しいところ。例えばですよ、砂利の上に正座するのと、体育座りするのとではぜんぜん痛さが違いますよね。これはスネとお尻の肉の厚さに関係しているわけです。肉厚なところにはクッション性があり、そうでないところはただ痛いだけ。お口の中にもこれと同じことが言えまして、歯ぐきが薄く、すぐ下に顎の骨があるようなところは、かかる力を加減してやらなきゃならない。なのにこの肉の厚さというやつが、歯型だけではわからんのですよ。それを補うのが調整ということになります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ですから、わたくしは入れ歯を作ったのなら、ひと月くらいは調整に通ってもらいます。披露宴で美味しいものを召し上がりたいのなら、せめて二カ月はちょうだいとも。そしてこうも言います。こいつはまだ入れ歯と呼べるしろものじゃあないんだ。三回くらい調整させてもらってはじめて、使ってやってもいいかな？　そして、あなたがＯＫを出した時点でようやく“入れ歯”になるんだよ、と。入れ歯の神髄は調整にあるわけです。だから冒頭の突貫工事で入れ歯を作れっていうやつは、江戸の昔で言うところの“入れ歯師”の感覚なんですな。えっ、あたしゃ優秀な入れ歯師にさえめぐり合ったことないって？　こりゃまた失礼いたしました！</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold-red"><span class="fz-24px"><span class="fz-28px"><a href="https://yoishika.org/citationreprint">この記事の引用転載について</a></span></span></span></p>
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		<title>患者は歯医者よりテレビの言葉を信じる</title>
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		<dc:creator><![CDATA[良い歯医者選定委員会]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 21 Feb 2021 07:39:29 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[良い歯医者の条件]]></category>
		<category><![CDATA[インフルエンサー]]></category>
		<category><![CDATA[ステルスマーケティング]]></category>
		<category><![CDATA[テレビの情報]]></category>
		<category><![CDATA[マスコミ]]></category>
		<category><![CDATA[ワイドショー]]></category>
		<category><![CDATA[健康番組]]></category>
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					<description><![CDATA[どうもテレビというやつは、本質的なところが上手く伝わらないメディアのようです。数年前、わたくしの診療所では、ヌルヌルの見るからに汚い入れ歯を持参してくる方が多かったので、どうして入れ歯を磨かないのか、お尋ねしたことがあり [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">どうもテレビというやつは、本質的なところが上手く伝わらないメディアのようです。数年前、わたくしの診療所では、ヌルヌルの見るからに汚い入れ歯を持参してくる方が多かったので、どうして入れ歯を磨かないのか、お尋ねしたことがあります。その返答が「え？ だって、入れ歯に歯ブラシをかけると傷だらけになるんでしょ？ 」と、半ばお怒り気味にお答えになられる方も少なくなかった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">どうやら某入れ歯洗浄剤のＣＭが原因のようでした。同ＣＭでは、“入れ歯に歯磨き粉をつけて歯ブラシで磨くと傷がつく”と言っていましたが、それを多くの入れ歯ユーザーさんが“歯磨き粉をつけて”のところを飛ばして“入れ歯を歯ブラシで磨くと”と勘違いしたことが原因。だから製薬会社（ＣＭ製作会社、更にはコピーライター）に罪はないのかもしれないけれど、入れ歯に歯ブラシをするかわりに毎日のように○○デントに入れ歯をポチャンしなきゃというイメージを植えつけ、少なからず売り上げを伸ばしたはずなのだから、確信犯的なうまい商売（ＣＭ）である、とわたしはみています。まあね、人間誰しも、少しでも楽をしたいのが本音でしょうから。</p>



<p class="wp-block-paragraph">歯磨き粉とは、乱暴に言えば合成洗剤に研磨剤を入れたものだと思えばよいのです。「え！　そんなもので歯を磨いていたの？」と眉をひそめる方も多いかと思うけど、よくよく考えてみれば、皿や茶碗には合成洗剤をつけて洗ったほうがよりきれいになるわけでしょ？　だから箸やスプーンと同じように口の中で使う入れ歯だって、食器洗い用の洗剤で磨けばいいことになる。逆に、歯ブラシをかけずにただ洗浄剤にポチャンするだけでは、絶対にキレイにはならない。たしかに99％除菌とうたっているけれど、バイ菌の温床になっているヌメリはほぼとれないと思っていい。たとえほぼ無菌だったとしても、そんなヌメっとした入れ歯を口に入れたならどんなことになるか、もうおわかりだと思う。なにせ口から肛門に至るまでの経路から、細菌をゼロにすることは不可能なのだから。</p>



<p class="wp-block-paragraph">無論、入れ歯洗浄剤を使わなくていいと言っているのではありません。ただポチャンするだけでは、まるで洗濯機に洗剤を入れてスイッチを押していないのと同然だということをお忘れなく。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ところで例の洗浄剤のCM、同じような指摘があったのかはわかりませんが、最近では入れ歯に傷がつくとは言わなくなり、除菌と臭い取りの効果を前面に打ち出すようになりました。たしかに入れ歯特有の臭いの原因は、バイ菌が作り出しているわけですから、この点では効果てきめんでしょうね。だけどテレビＣＭに限らず、たけしさん、みのさん、志の輔さんあたりがもっともらしく解説する方が、わたしなんかが言うより患者さんの心に響くというのはなんとも寂しいかぎり……ま、これは仕方ないか。</p>
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		<title>歯科医師会の会員ならば、良い歯医者なのか?</title>
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		<dc:creator><![CDATA[良い歯医者選定委員会]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 21 Feb 2021 07:47:03 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[良い歯医者の見つけ方]]></category>
		<category><![CDATA[歯科医師会]]></category>
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					<description><![CDATA[会員だからと言って、精神が崇高である証にはならない ここ数年、テレビやラジオを通じて、過払い金という言葉を耳にしない日はありません。遡ること約５年、当時、テレビに頻出していたタレント弁護士のＩ氏が、グレーゾーン金利で儲け [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h2 class="wp-block-heading"><strong>会員だからと言って、精神が崇高である証にはならない</strong></h2>



<p class="wp-block-paragraph">ここ数年、テレビやラジオを通じて、過払い金という言葉を耳にしない日はありません。遡ること約５年、当時、テレビに頻出していたタレント弁護士のＩ氏が、グレーゾーン金利で儲けすぎた消費者金融へ乗り込んで、半ば恫喝気味にお金を取り返す姿を、まるで正義の味方であるかのように見ていたのだけれど、あの行動は純粋にカネ儲けだったんだなということに今さらながらに気づきました。でなければ今、「過払い金のご相談は○○法律事務所へ！」なんてセールストークがわたしの耳を弄すことはないはずですよね。まさに過払い金バブル。それに火を着けた彼のタレント弁護士は、数カ月のあいだテレビでド派手な宣伝をぶっただけで、儲けるだけ儲けたら、ものの見事に我々の前から姿を消してしまいました。まったく、お利口さんだと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">過払い金バブルは既にはじけたか、そうでなくても末期なのか、ここ最近の宣伝は一段と耳障りになってきました。どこのコマーシャルにも共通しているのが、東京都弁護士会所属、と付け加えるのを忘れないということ。まるで、ウチは胡散臭くないですよ～、人助けなんですよ～、と言っているようにしか聞こえない。そもそも弁護士として活動するには、地区の弁護士会に入らざるをえなく、弁護士の良否には関係ないのだけれど。</p>



<h2 class="wp-block-heading">過払い金は弁護士にとってメシのタネ</h2>



<p class="wp-block-paragraph">どうやら、東京の弁護士会に所属しているというだけで、世間様には一定のお墨付きを与えるものらしいです。なのに歯科医師会に所属している、と言っても、「へー、それがどうしたの？」とか、最悪、「どうせ政治家に賄賂でも贈ってんでしょ？」みたいに思われているんじゃないのかな。</p>



<p class="wp-block-paragraph">十年ほど前、歯科医師会の外郭団体が、自民党のとある派閥へのヤミ献金で逮捕者を出し、大きくイメージダウンしたのだけれど、それ以外にも何かと言われがちな組織であることには間違いないです。そのせいかどうかはわからないけれど、若い先生を中心に歯科医師会離れが進んでおりまして、会の組織率は日本全国だと六割くらい、東京都にいたっては四割を切っている。つまり半分近い先生が、歯科医師会とは無縁なわけなんです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">前に書いたように、弁護士会所属は一種の“箔”なわけだけど、こと歯科医師会については“無意味”か“ネガ”になっちゃうかもしれないのです。だけどみなさん、わたしは歯科医師会に所属している先生を選んだ方が、良医に行き当たる確率が高いと言っておきます。会に入ると公益事業……学校健診や地区健康センターでの健診、休日センターでの当番に半ば強制的に参画させられます。他にも介護保険のグレードを決定する審査員、身元不明遺体の確認なんかも。日航機墜落事故や、東日本大震災では、現地の歯科医師会員がご遺体の身元確認に協力しました。つまり自分の診療には直に結びつかない仕事もすることになるんですが、そんなの嫌だから、会に入らないって先生も結構な数、いらっしゃるはずです。気持ちはわかります。だって自分の診療室で患者診ていたほうが、ずっと楽だし、ずっと儲かるんだもの。</p>



<p class="wp-block-paragraph">診療の傍ら一定の社会貢献もするか、それとも純粋に事業を追い求めるのか……。どちらが正しいとは誰も断じられないのでしょうが、わたくしの知る限りでは、前者の方に良医が多くいらっしゃる気がいたします。でもね、どんな組織でもそうなんでしょうけど、会に入っている先生のなかにだって、とんでもない奴はおりますよ。だから歯科医師会々員であることは必要条件なのであり、十分条件ではない。そこんとこをお間違えなく。それでもあえて会員を選んだほうが、良医に行き当たる確率が高いはずです。だって“思いやりの気持ち”がなければ、あのような公益事業はやってられませんから！（心の叫び）</p>



<p class="wp-block-paragraph">最後にひとつ。ヤミ献金をしたのは「歯科医師連盟」という外郭団体で、その会員イコール、歯科医師会々員ではありません。だけど悲しいかな、大多数の国民はすべての歯医者が結託してヤミ献金したと思ってますよね。実際は政治連盟の組織率は歯医者の半分にも満たないわけでして、先の不祥事がきっかけで、歯科医師連盟はグッと会員数を減じました。早い話が、歯科医師会に所属している先生は、意外とマトモでコンプライアンスを重視する人が多いってことをご記憶されていてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">※かかりつけの先生が歯科医師会に所属しているかどうかは、地区の歯科医師会ホームページをごらんください。</p>
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